【プロ直伝】大谷翔平の肩甲骨をゲットする5つの超実践ストレッチ
こんにちは!
大谷選手のような柔らかい肩甲骨をゲットすべく、
日々肩甲骨のストレッチに明け暮れる、
秘境をめぐる治療家の中村ひろきです。
今回は、肩甲骨のまわりがガッチガチに硬い人のために「肩甲骨ストレッチ」を徹底的に伝授していきますよ〜!
なんで肩甲骨のストレッチをするの?
スポーツ選手でもないぼくが、ナゼ肩甲骨のストレッチに励んでいるのか?
それは、肩甲骨がガチガチに硬いと悪いことがたくさん起こることを知っているからです。
こーんな姿勢で一日何時間もデスクワークに励むあなたの肩甲骨も、間違いなくガッチガチのバッキバキに硬くなっているはず。
で、肩甲骨が柔らかさを失ってしまうと、具体的に次のような悲劇が待っています。
⒈ 呼吸が浅くなり、肌が荒れてくる。
⒉ 姿勢が悪くなり、老けこんで見える。
⒊肩こり・頭痛・吐き気などが起こる。
⒋ 消化不良を起こすなど胃が不調になる。
5.睡眠の質が悪くなり、疲れが取れにくくなる。
マジで良いことひとつもないっす。
というわけで、スポーツ選手でもないぼくは、長時間のパソコン作業に動じないカラダを作るために、肩甲骨ストレッチに励んでいるのです!
(「肩甲骨はがし」と呼ばれるものと同じです。)
ちなみに。。。
今んとこ始めて2週間ほど経ちますが、しっかり変化を実感してます。
天使の羽根が浮き上がってきたぞぉぉぉぉおおおおお!!!!!!!! pic.twitter.com/M6nsN9HYuO
— 中村ひろき@秘境をめぐる治療家 (@you_chiryoin) 2016年9月2日
肩甲骨の動きが良くなって変わったこと。
— 中村ひろき@秘境をめぐる治療家 (@you_chiryoin) 2016年9月2日
・首が回しやすくなった。
・寝違えをしなくなった。
・長時間のパソコン作業に耐えられるようになった。
いい感じっすね〜!!
確実に肩甲骨が浮き上がってきています。
もうすぐ手のひらもピッタリ合わせられそうです。
え?
そもそも両手が合わせられない?
それはヤバイっすよ。マジで。マジで・・・。
肩甲骨を柔らかくする5つの黄金ストレッチ
大事なポイントが2つだけあります。
- 肩甲骨の場所を意識すること。
- 力み過ぎないこと。
それでは、早速実践してみましょう!
全メニューこなしても5分以内に終わります。
目指すはモチロン、大谷翔平選手の肩甲骨です!
1.壁を使って前かがみ
【スタートの姿勢】
一番目に紹介するのは、壁を使ったカンタンなストレッチ。
肘を直角に曲げて、軽く壁に手を添えてください。
そうしたら、ゆっくり体を前に倒して・・・
「肩甲骨」が「背中」から離れていく感覚を味わいます。
腕の力を抜いて、体の重みだけで前に倒していくのがポイント。
ハイ、ご一緒に!!
「肩甲骨のはがれてる感」があれば効いてます。
10回くらい繰り返したら、次に進みます!
2.カラダを前後左右に動かす
【スタートの姿勢】
ひざより少し低い椅子に手をつきます。
次に、ゆっくりカラダごと前に移動して・・・
「肩甲骨のキシんでる感」を味わいます。
肩甲骨を無理に浮かそうと力み過ぎないこと!
ハイ、ご一緒に!!
効かそうと思って肩に力を入れ過ぎると、
アッと言う間に筋違えを起こすので、力を抜いて〜。
「前後の動き」でコツをつかんだら、
「 左右の動き」もやってみましょう!
それぞれ10回ほど繰り返したら、次へ進みます!
動きはとっても地味ですが、今あなたの肩甲骨は「普段動かさない方向に動かされていた」ハズです。
これこそがサビついた肩甲骨を取り戻す最大の秘訣なのです。
3.伸ばした腕を振り下ろす
【スタートの姿勢】
カラダの真正面で指を組み、腕を耳の横まで引き上げます。
次に、腕をまっすぐ下ろしてきて・・・
左右の肩甲骨が外へ伸ばされていく感覚を味わいます。
これは後ろから見たところ。
このとき、左右の肩甲骨は外いっぱい広がっています。
外へ広がっていく感覚がわからない人は相当ハイレベルな猫背です。
ハイ、ご一緒に!!
地面と平行になったとき、一度止めて「伸び」を味わってください。
これも肩に力を入れ過ぎないことが大事です。10回ほど繰り返しましょう。
4.タオルを使って腕を振り下ろす
【スタートの姿勢】
タオルを持って肘を伸ばし、バンザイします。
次に、なるべく肘を曲げないようにゆっくり下ろして・・・
左右の肩甲骨がググッと真ん中に寄る感覚を味わいます。
猫背の人がものすごーく苦手な体操です。
ハイ、ご一緒に!!
猫背で肩甲骨がガッチガチに硬い人は、タオルを下までおろせないと思います。
そんなときは、無理をせず、次のことを試してみてください。
- もっと長いタオルを使う。
- 無理なくやれるとこまで肘を曲げる。
この体操を1〜2分やるだけでも、姿勢が確実に良くなります。
決して力任せにやらないこと!効果が出ないし痛めますよ〜!
この体操、実は腰痛対策編でもバッチリ登場してます。
参考記事:自宅で3分以内にできる腰痛対策セルフケアを7つ伝授する
5.大谷翔平に憧れる体操
【スタートの姿勢】
左の手首を左の腰骨にかけます。そして、右手で左ひじを持ちます。
次に、左手の力を抜いて、右手に軽い力を加えて・・・
左ひじを正面まで持ってきます。
肩甲骨あたりに鈍い伸ばされ感があればオッケー。
ハイ、ご一緒に!!
最大のポイントは「左肩の力を抜くこと」です。
痛みを感じない程度に、左右10回ずつやりましょう。
しばらく続けていると、だんだん動く範囲が広がってくるのがわかります。
だんだん動く範囲が広がってくると・・・?
そう・・・
こうなるんだろうがよ〜〜!!!
たぶん半年くらいで完成すると思います。誰か一緒にやりませんか?
肩甲骨ストレッチをもっと深く知りたい方へ
▼今回紹介したストレッチはこちらの本がベース。全ページカラーでめちゃくちゃ見やすいですよ。
肩甲骨だけでなく、骨盤周りのストレッチも紹介されている点がすごく好印象。
だって、肩甲骨周りの筋肉を柔らかくするためには、肩甲骨以外の場所にもアプローチすることは必須ですからね!
▼ぼくの21歳からの整体バイブル。ヨガを日本人の体に合わせてリメイクした整体法がベースになってて、「一時しのぎのマッサージでは永遠に肩こりや腰痛は治らない」ということを教えてくれますよ。
▼ストレッチに関する器具はいろいろあるけど、やっぱり一番いいかなと思うのがコレ。本当にいろんな使い方ができるし、無理やり姿勢を矯正するものじゃないので一本持っといて損しません。
▼史上最強のコスパを誇るAmazon社のヨガマット。この分厚さでこの価格は考えられません。自宅のリビングにもあるし、友達にもプレゼントしまくっています。
肩甲骨ストレッチのよくある質問
ここで、肩甲骨ストレッチに関するお悩みをまとめておきました。
そもそも肩甲骨について
「先生、そもそも肩甲骨ってどこにあるんですか?」
「まじで?そっから?」
「そんなこと言わないで教えてください。」
「おっけおっけ。下の図の赤色で囲った骨が肩甲骨だよ。」
「なるほど!この逆三角形の骨ですね!」
「そうそう。肩こりの人は肩甲骨が肋骨に張り付いちゃってるんだ。」
「ああ、カラダに埋まっちゃってるんですね。」
「うん。だから肩こりの人は肩甲骨の位置がわからないんだよ。」
「確かに、肩甲骨の位置ってあまり意識しませんね。」
「こうやって触れるようにがんばろうね。」
「ひいい!!がんばります!!」
故障について
「ストレッチをしたら逆に痛みが出てきちゃいました・・・。」
「へえー!痛みがあるとは思えない表情ですね。」
「まじめに答えてくださいよ。」
「すいません。気合を入れすぎると筋違えを起こしますねえ。」
「確かに頑張り過ぎちゃいました。何を気をつければ良いですか?」
「とにかく力を抜いて手加減をしながらやることです。ちゃんとカラダは少しずつ変わっていきますよ。」
「結果を焦らないことですね。」
「それから、肩に脱臼グセがある場合は無理に行わないでくださいね。」
効果が出ないことについて
「最初はどんどん柔らかくなっていく感覚がモチベーションになったのですが、ある時点から全く変わらなくなりました。どうしてですか?」
「大事なことを教えますね。実は、肩甲骨まわりの硬さって、肩甲骨だけが原因じゃないんですよ。」
「えっ?どういうことですか?」
「全身の骨は連動して動いています。だから他の場所が極端に硬いと、肩甲骨まわりは柔らかくならないんですよ。」
「つまり、肩甲骨まわりだけストレッチしてもダメだということですか?」
「そうなんです。特に骨盤まわりの筋肉が硬いと、肩甲骨は柔らかくなりません。」
「確かにぼくは股関節がものすごく硬いです・・・。」
「そうでしょう。骨盤まわりのストレッチは、また次回紹介しますよ。」
「楽しみにしてます!」
時間や間隔について
「体操って、どのくらいの頻度でやるのがいいですか?」
「いつでもいいよ。ぼくは毎日やってるけどね。」
「週1回じゃ少なすぎですか?」
「普段から肩がこっている人にとっては少ないですね。」
「じゃあ週3回くらいですか?」
「あまり決めつけないほうがいいですね。壁や椅子があればどこでもできるから、ふと思いついた時に気に入った体操だけやってください。」
「時間はどうですか?風呂上がり?早朝?」
「ぼくの経験上、一番筋肉の硬い朝イチにやると、筋をピキッと違えて痛めますね。」
「先生も苦労してるんですね・・・。」
「コスパがいいのはお風呂上がりですね。筋肉がゆるんでいるから、痛みも少なく効果が出やすいです。」
「とにかくやってみます!」
黄金の肩甲骨ストレッチまとめ
いかがだったでしょうか?
本当は大谷翔平選手のような柔らかい肩甲骨をゲットしてから記事にするつもりでした。
ですが、たった2週間で思わぬ変化が現れることを、肩こりに苦しむ人達に知ってもらいたくなったのです。
これを機会に、パソコン作業に明け暮れる人達に、肩甲骨が柔らかいことの重要性を知ってもらえたら嬉しいですねー。
最後に!肩甲骨ストレッチの二大ポイントをおさらいします。
- 肩甲骨の場所を意識しながらやること!どこを伸ばされているのかイメージするだけで、結果は歴然と変わってきます。
- 力み過ぎないこと!肩甲骨のまわりにある筋肉の力を抜いた上で行うことで、初めて肩甲骨が動き出すのです。
ぜひぜひ試してみてくださいね〜!
▼カラダ関連の記事はこちらです。