多忙な社会人に必須の体調管理術!大胆に帳尻を合わせればカラダは壊れない。
こんにちは!秘境をめぐる治療家の中村ひろきです。
以前ぼくはこんなツイートをしました。
酒も飲むし朝マックも行くけど、週3回フットサルしてます。夜遅い日が3日続いたら、21時に寝ます。3ヶ月に1回断食します。半年に1回マラソン出ます。
— 中村ひろき@秘境をめぐる治療家 (@you_chiryoin) 2017年6月16日
毎日コツコツやるのが苦手な人は、食事・運動・生活習慣の3つを「大胆にどっかで帳尻合わせる」戦略が有効だよ!マジでカラダ壊さないよ。
特に断食はマジでしない理由がわからない。
— 中村ひろき@秘境をめぐる治療家 (@you_chiryoin) 2017年6月16日
みんな筋肉休めるじゃん?骨も休めるよね?なんで内臓だけ休めないの?
食べたものを完全消化するには8時間かかるんだけど、現代に生きてて「8時間何も口にしないこと」ってないでしょ?てことは365日24時間不眠不休で内臓働かせてんだよ…
人類が誕生して6500万年経つんだけど、日本人が「胃腸不眠不休ライフ」に突入したのはたった70年前なんだよね。
— 中村ひろき@秘境をめぐる治療家 (@you_chiryoin) 2017年6月16日
それまでは食料確保できなくてずーーーーっと天然で「プチ断食」してたのに、ついさっき突入した胃腸不眠不休ライフが世の中のスタンダードになってんの。コレめっちゃ怖くない?
国が提唱するテンプレ通りの「規則正しい生活」といえば、
・早寝早起きしましょう!
・適度な運動をしましょう!
・1日3食バランスよく食べましょう!
こんなところでしょうか。
でも、これって「9時に出社して5時に退社します!」みたいなテンプレ会社員でもない限りほぼ守ることは不可能ですよね。
ぼく自身、曜日によって仕事量も違えば終わる時間もバラバラなので、教科書通りの規則正しい生活をした最古の記憶なんて中学生くらいです。
でも、一応治療家として健康論をアドバイスすることをナリワイにしているので、カラダには相当気を遣っています。
仕事を休むほど体調を崩すのは数年に一度じゃないでしょうか。胃腸風邪、下痢、便秘、冷え性、頭痛、腹痛などに長期間悩まされた経験もありません。
多忙を極めているにも関わらず大崩れしないポイントは大胆に帳尻を合わせること。今回はその秘訣をお教えします。
最初に確保すべきはなんといっても睡眠
当たり前なんですけど、これマジなんですよ。
みなさん仕事やプライベートを楽しんで、その残りの時間を睡眠に充てるじゃないですか?これが体調を崩す元凶です。
朝起きたら、まず最初に寝る時間を決める。ぼくはたいてい「12時半」です。
ケツを決めて仕事に取り掛かるから、集中力もアップします。
ケツを決めないと、夜は長いですからダラダラ過ごしてしまいます。
今日という一日の無理は、10年後や50年後にちゃんと代償が現れます。
家事や子育てに奔走していた80代女性の指はみんな変形しています。
若いころ身を粉にして働いた元経営者はみな、それまで稼いだお金の大半を医療費に突っ込んでいます。
人生ラスト10年でかかる医療費のために50年働いてきたようなものです。
先ほどぼくは「12時半」に寝ると言いましたが、正直これでもだいぶ遅いと感じています。それを証拠に、一週間ほど経つとだんだん疲労を感じてきます。
ですから、帳尻を合わせるために10日に一度は22時くらいにスコンと寝ます。
これも、朝決めないと22時には寝れません。こうやって大胆に帳尻を合わせて、自分のHP(=体力ゲージ)が1/3以下にならないように調整するのです。
8時間寝なきゃいけないとか、早寝早起きをしなければいけないとか、どこかで聞いた「常識」は置いといて、自分のカラダがどんな睡眠をとったら喜ぶのかを最優先基準にしましょう。
お酒の許容量が人それぞれであることと同じで、必要な睡眠時間も千差万別なのです。
胃腸はあなたを「ブラック企業」に認定している
もう一つ。現代人が完全に頭から忘れているのが胃腸の休暇です。
みなさん筋肉休めますよね。風呂に入ったり布団でゴロゴロしたり。
神経も休めますよね。音楽聴いてリラックスしたり。
でも、胃腸だけは休ませない。
食べたものは完全に消化されるまで8時間かかります。フツーに生きてて「8時間何も食べない」ことがあるでしょうか?
もしなければ、あなたの胃腸は365日24時間働きっぱなしということになります。
働きっぱなしというのは、常に胃腸に血液が集中して、脳や手足や他の内臓が貧血状態に陥っているということです。
「断食」というと特別な修行のように感じますが、人類の歴史から考えると「ついこないだ」だった戦時中までは、1日3食ごはんにありつけることはありませんでした。
人類の歴史は6500万年前に始まりましたが、1日3食が当たり前になったのはつい70年前のことなのです。
つまり、ずーっと人類は天然でプチ断食をしていたわけです。今の高齢者がずっと粗食生活を送ってきたのに長生きなのは、胃腸を節約しながら大事に使ってきたからです。
ぼくは定期的にツイッターで呼びかけて友達と2〜3日のプチ断食をします。
そうやって意識的に胃腸を休ませる習慣を持たないと、生きてから死ぬまで広告に踊らされて食べ続ける人生になってしまうのが現代社会なのです。
夜中の3時にラーメンを食べてもいい。付き合いの飲み会があってもいい。その代わりに大胆に帳尻を合わせることが大事なのです。胃腸リセットに関する記事はこちらに載せておきますね。
・プチ断食のやり方と効果を公開!3日間で4.2kg落ちて胃腸に土下座しました。
・大型連休の胃腸疲れをリセットしたい人のために、最低限必要なことだけを教える。
おわりに
多忙で頑張り屋な人ほど「さらなる健康習慣をプラス」しようとします。
そして、仕事後に無理をしてジムに通い、ますます本当にやりたいことをする時間が取れなくなってしまうのです。
ジムに行く目的はなんだったでしょうか?ヨガを習得したいから?それとも単に健康を取り戻したいから?
健康を取り戻したいのであれば、新たな習慣をプラスするのではなく、今の生活のまま「大胆に帳尻を合わせること」です。
睡眠不足なら、たっぷり寝る。食べ過ぎているなら、断食する。
実は、健康を取り戻すヒントは意外とシンプルなところにあるのです。
「夏バテ防止に焼肉を!」なんて、焼肉業界のPRだからね?一年の中で最も胃腸の働きが鈍る夏こそ、日本古来から親しまれてきたソーメン的なのを少し嗜むのが一番カラダに合ってんだよ。
— 中村ひろき@秘境をめぐる治療家 (@you_chiryoin) 2017年6月16日
という内容をエッグマックマフィン片手にツイートなう。ご静聴ありがとうございました。
そいではまたー!