会社を辞める理由なんて「じーちゃんが倒れた。」コレで十分なんだよ。

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こんにちは。秘境をめぐる治療家、中村ひろきです!

 

ぼくは現在、会社員でありながらブロガーや不動産投資家など5つのわらじを履くパラレルワーカーです。

 

よく周りに「副業を許してくれて、社用車も使わせてくれて、ホントいい会社を見つけたね。」と言われるのですが、

 

ぼくは今の会社にたどり着くまで10回以上転職を繰り返しました。

 

そう、ドラクエの主人公と1,2を争う転職経験の持ち主だったのです。

 

ぼくが理想のライフスタイルと合致する環境を求めて心がけてきたのは、とにかく「クソみたいな職場に長居しない」こと。

 

そこで今回は、かれこれ3回程じーちゃんを倒したぼくから、劣悪な職場を抜け出したい人に向けて、常識外のエールを送りたいと思います。

 

「じーちゃんが倒れました。」

 

ぼくは今まで、鍼灸院や接骨院やホテルの客室マッサージなど、いろんな現場で指圧を学びました。

 

そして、上司の残念な現場を目撃して見限ったときや、もう十分に学ばせてもらったと悟った瞬間から、辞めることばかりを考えていました。

 

心の底から勤めて良かったと思える職場を除き、「身勝手な都合で引き止めてきそうだな」と思う職場には、わざわざ本当の退職理由を告げませんでした。

 

そんな時は、ただ一言。

 

「じーちゃんが倒れました。」

 

これ以上多くを語りませんでした。

 

辞めたが最後、一生連絡を取ることはないであろう相手に、懇切丁寧ホンネを話して腑に落ちるまで説得させる必要性を1ミリも感じなかったんですよね。

 

女の子に別れを告げる時だって、どんなタイミングでいかなる理由で切り出そうが、結局グチグチ言われるのは宿命じゃないですか?

 

それなら1秒でも早く片付けた方がいいんですよ。人生は今日が一番若くて、明日は今日より確実にオッサンになってるんだからね。

 

「逃げる」と「切り替える」の違い

 

「今辞めたら逃げるようでカッコ悪い」と言って、ぶっ倒れるまで頑張ってしまう人がいますよね。

 

確かに逃げるのはちょっとカッコ悪いですが、大丈夫ですよ。ぼくから言わせれば、ほとんどの人は逃げてない。

 

ぼくは「逃げる」と「切り替える」の違いをこう考えてます。

 

ゴールを変えたら「逃げた」

ルートを変えたら「切り替えた」

 

めっちゃわかりやすくないですか?

 

例えば、

 

ずっとハワイ永住を夢見てたヤツが、だんだん諦めモードで「フツーの家庭が築ければいいや…」

 

と言いだしたら「逃げた」

 

「ハワイ永住の実現が早まりそうな仕事見つけたから、今の会社スパッと辞めるわ!」

 

と言い出したら「切り替えた」

 

ついでに言えば、ぼくは

 

ゴールを変えない=「信念」

ルートを変えない=「頑固」

 

 と捉えているので、

「理想のライフスタイルへ到達するルートはいくつもあるのに、単一のルートにこだわる人」を見ると、

 

「頑固だなぁ・・・。」

 

以外の言葉が思いつきません。

 

たいていの場合、ゴールに到達するルートが1通りなんてことはあり得ないですよね。

 

だから、「逃げるようでカッコ悪い」と頑張ってしまう人には、ぜひこの言葉の違いを知って安心してほしいのです。

 

それでも会社は回っていく

 

なんの前触れもなくあなたが会社を辞めたとして、会社は困るでしょうか?

 

正解は「困る」です。ただし、それは短期的にね。

 

あなたが担当していた仕事を他の誰かに割り振らなきゃいけないし、新たに人員を募集しなきゃいけないかもしれません。

 

でも、いつの間にかあなたがいなくなった穴は埋まっていて、いつも通りの平穏な日々が戻ってきます。

 

会社とはそういうものだし、どんなことが起こっても変わらない価値を社会に提供するのが経営者の仕事。

 

イチローが移籍してもマリナーズは存在するし、ジョブスがいなくなってもAppleは潰れないし、総理大臣が辞職しても国は滅びません。

 

そう考えると、あなたがいなくなった途端に経営が傾くような会社なんて、あなたがいたとしても早かれ遅かれ潰れるような気がしてきませんか?

 

自分がいなくなったあとの会社を心配することは、経営者の課題であって、あなたの課題ではないのです。

 

働き方は多様化する

現代は「定年までずっと同じ会社に勤め上げる」という働き方が絶対唯一の安定ルートといったイメージが定着しています。

 

でも、それは戦後の大量生産・大量消費時代に人類で初めて生まれたライフスタイル。

 

会社自体が存在しなかった時代は、1日に3つも4つも仕事をするのが当たり前だったんですよ。

 

朝食前にひと仕事終えることを語源とした「朝飯前」も、100個の仕事を持つという意味を持った「百姓」も、会社なんて存在しなかった時代に生まれた言葉です。

 

ぼくが秘境出張で訪れた離島で暮らす夫婦も、実にいろんな仕事を同時並行的にこなしてましたよ。

・朝市で野菜を売る

・デイサービスで昼ごはん作り

・島内の別荘の掃除

・高齢者宅の草むしり手伝い

 

働き方は、百人百色でいい。ドラクエ感覚で転職しちゃえばいいんですよ。

 

わざわざ会社に「次に進みたい道」を説明する義務なんてないし、最後のボーナスや細切れの有給のために退職を延ばす必要もない。

 

イチローですら「遠回りは絶対必要」って言ってるんだから、自信を持って鮮やかに方向転換しちゃえばいい。

 

そんなぼくが最近意識しているのは、子孫がNHKのファミリーヒストリーに出演した時に、自分のVTRシーンで視聴率が上がるような生き方がしたいということ。

 

「浩希(ぼくの名前)は、20歳から定年まで同じ会社で勤め上げ、老後は将棋とゲートボールを楽しんで85歳で死んだ」みたいなナレーションだったら超つまんないじゃん?(笑)

 

確かに、ぼくもこれだけ転職してても、やっぱり辞める時は言い出しにくいよ。

 

でも、クソみたいな会社とめんどくさい女に、人生の時間を盗まれることほど無為なモノはないんだよ。

 

以上、20歳の元旦に「かーちゃんが倒れた」という理由で彼女に振られたぼくからのアドバイスでした。

 

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