パラレルキャリアの本質を知るおすすめ本7選。未来の働き方に不安を感じている人へ。
こんにちは。秘境をめぐる治療家の中村ひろきです!
ぼくは今、会社員や治療院経営、不動産投資家など5つのわらじを履いています。
もはや仕事と遊びの境界線が曖昧になりつつあるぼくから一言。
「パラレルキャリア楽しい!!」
というわけで、今回は複数の仕事を同時並行する「パラレルキャリア」という働き方の本質を、ガッチリつかむことができる良書を紹介します。
これからの働き方に漠然とした不安を抱えている人はぜひ参考にしてください。
今回紹介する7冊は、ぼくが何度も繰り返し読み返した良書ばかりです。
「パラレルキャリア」という言葉を初めて聞いたという方は、こちらの記事も参考にしてください。
過去記事:【副業解禁】5つのわらじを履いているぼくが、パラレルキャリアのメリットや注意点を体験ベースで語る。
それではいってみましょう!
1.ワークデザイン
「パラレルキャリアは特別な働き方じゃないよ。必然だよ。」と言い切ってしまう、これからの働き方の教科書。
・どうして会社勤め以外の活動が必要なのか?
・どうして会社だけの収入源に頼るのはリスクなのか?
・「資格取得して小遣い稼ぎ」ではなぜダメなのか?
など、同時並行的なキャリアそのものに疑問を感じている人には、何よりもこの本の解説が丁寧でわかりやすいでしょう。
この手の本質に迫った本はいくつも読みましたが、こちらが断然良書。
それ以外の本は「2枚目の名刺を持とう」と叫ぶ割にはその心がイマイチつかめませんでした。
そもそも、もはや名刺なんて持たないですしね(笑)
2.ナリワイをつくる
これは特に地方移住に興味がある人は絶対読んでほしい1冊。
都会人には信じられないかもしれませんが、田舎では「みんなよりちょっと得意なことを、みんなの代わりにやってあげる」ことで生計を立てるのは、ごくフツーなんですよね。
著者の伊藤さんは、「DIYワークショップ」「ブロック塀ぶっ壊し大会」など、日常生活の「不便」を楽しんでいるうちに仕事に発展させてしまう天才。
この「興味や関心を突き詰めたらいつの間にか仕事になってた」という点がまさにパラレルキャリアの本質なんですよね。
副業と聞くと反射的に「資格取得」「高度なスキル」「スクールで勉強」というフレーズが思い浮かぶ人は、この本を熟読して思考そのものを180度転換するといいでしょう。
3.ワークシフト
大きな会社がある日突然倒産したり、予測不可能な天変地異が起こったりするせいで、自分の未来に漠然とした不安を抱えている人ってメッチャ多いと思うんですよね。
その問題を解決する方法はたった一つ。
未来を確実に予測することです。
「そんなことは不可能だろう」と口に出す前は、何よりも先にこの本を読んでください。
「何か起こるんだろうけど、何が起こるかわからない」というぼやけた不安が、どんどん明確にピントが合ってくる感覚は、他の本で味わうことができません。
本書では、4人の様々なキャリアをもった人物が架空のストーリーの中で人生を歩み、様々な問題に直面します。
その人物らを自分に置き換えてストーリーを読み進めていくと、この不確実な未来に備えて「今なにをするべきか」「今なにをしないべきか」がおぼろげながら見えてきます。
それが2000円弱でわかっちゃうなんて凄すぎ。よくわからん5000円くらいする占いと比べたらコスパは計り知れません。
4.1万円起業
何が起こってもおかしくない今の世の中、副業を始めるからといって「銀行で借金して一世一代の大勝負に賭ける」という戦略は時代遅れも甚だしい思考です。
作ればなんでも売れる戦後の経済成長期ならよかったかもしれませんが、その時代はとっくの昔に終わっているのです。
この本は、資本金たった1万円程度で形になった副業の実例をたくさん挙げています。
しかも、その実例は興味や関心の延長線上にあったものばかり。
(↑ここパラレルキャリアの本質でむっちゃ大事)
例えば、こんな例が載っています。
・アラスカ旅行をしたら現地の観光マップがしょぼかったから、クーポン付けて売ったらメッチャ売れた話。
・世界中から注文を受けて結婚式の写真だけを撮り続けている業者の話。
・マイルの使い方にめっちゃ詳しかったから、旅行好きの富裕層に教えてたらビジネスになった話。
超ワクワクしませんか?
ここで大事なのは、パラレルキャリアの本質である「興味や関心を突き詰めたらいつの間にか仕事になった」という点。
先に紹介した「ワークデザイン」で本質を学んだ後で、こちらで実例を浴びるように知ると最速でパラレルキャリアの本質がつかめるのではないでしょうか。
5.フォーカルポイント
この本のテーマは「労働時間を半分にして、生産性と収入を倍にする思考術」です。
パラレルキャリアを実践していくと必ず「何をやり、何をやらないべきか?」という問題にぶち当たるのですが、それを鮮やかに解決してくれるのが本書。
「なぜ君はそれほど懸命に働くのか?」
「君が本当に実現したいことはなにか?」
「本当に今のやり方が一番の近道なのか?」
など、質問に答えるうちに、有限の時間を何に費やすべきかハッキリしてきます。
よって、この本を読むべき人は「すでにパラレルキャリアを実践していて、時間が足りないと嘆いている人」ですね。
ぼくもこの本の中にあるシンプルなワークのおかげで何度助けられたかわかりません。
6.江戸時代の商い
「パラレルキャリアは一部の人の特別な働き方だ」と思い込んでいる人は、ぜひこの本を読んでほしいですね。
すると、長い人類の歴史で「会社だけの単一の給料で一生安泰だった」歴史の方が、よっぽど特別かつ短期間だったことがわかると思います。
今のように会社なんて存在しなかった江戸時代は、みんな自営業でした。
会社なんてないから、大都会江戸で知恵を絞っていろんな仕事を掛け持ちするのがフツーだったんですね。まさに国民総パラレルキャリア時代。
「私がオナラをしました」と代わりに申し出る仕事まであったというから驚きです。
今はどんどん会社が潰れているでしょう。個人の時代と散々叫ばれています。
ということは、もう一度江戸時代がやってくるんですよ。
パラレルキャリアというと真新しい感じがしますが、時代が逆戻りするだけです。
この本は江戸時代のいろんな仕事の儲け方の仕組みや商売の実態がもりだくさん。
「歴史は繰り返す」という言葉に嘘がないなら、この本がなによりもこれからの働き方を知る「予習」になるかもしれません。
7.すべての教育は「洗脳」である
会社が一生涯の生活を保証してくれる時代はとっくの昔に終わっているのですが、まだそれを信じることができない人はこの本から読むといいでしょう。
堀江さんに言わせれば、学校は「優秀な納税者を生産して会社に出荷するための工場」に過ぎないのです。
いや、冗談抜きでホントそうだと思います。
上で紹介した「ナリワイをつくる」「1万円起業」でも書いた通り、夢中になれることを突き詰めればお金になる時代です。
人間が夢中になれないことはロボットが勝手にやってくれる時代はすでに到来しています。
それならば「夢中になれることを見つけること」がなによりも大切なはずなのに、学校はそれをしようとすると「遊んでないで勉強しなさい」と叱ります。
そして、社会に出てほとんど使うことのない数式や歴史の年号を暗記させます。
もはや、興味や関心を突き詰めてお金に換える過程を阻止しているとしか思えません。
もしあなたが文句ひとつ言わない優秀な納税者でいることに少しでも疑問を感じ始めているなら、ぜひ読み進めてほしい1冊です。
この本を読めば「興味や関心のある分野に思いっきり打ち込んでいいんだ」と自分に許可を与えることができるに違いありません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ぼくが初対面の人に会った時、複数の仕事をしていることを打ち明けるとまだまだ珍しがられてしまいます。
でも、会社からの給料だけで生計を立てることの方が逆に珍しがられる時代は、もうすぐそこまで到来しています。
ここまで読んでも95%の人は相変わらずなんにも行動を起こさないので、今すぐに何かを始めればあっという間に上位5%に入ることができますよ。
もしご質問などありましたら、どんな些細なことでも構いませんからメールください。
お待ちしています!
それではー!
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