「自分の本当に好きなこと」の灯台下暗し率がヤバすぎる。
「人間のめんどくさいと思う仕事はロボットに代替される。だから、自分の好きなことに打ち込まなければいけない。」
こんなふうに言われることが多くなって、自分のほんとうに好きなモノはなんなのか、自問自答する時間が増えた人は多いんじゃないでしょうか。
ぼくもまさにそうです。
メシを忘れるくらい没頭できるモノがある人や、たった一つのことに全身全霊のエネルギーを注げる人をとても羨ましく思いました。
でも、ずーっと考えてたら、少しだけ「自分の本当に好きなこと」を見つけるヒントがわかった気がするので、シェアしたいと思います。
本当に好きなことは、体の一部と化している。
ぼくね、本当に悩んだんですよ。メシを忘れるくらい没頭できるモノがなくて。
午前中の仕事が終わったらぜっったいメシ食べたいし、夜の仕事が終わったらぜっったいメシ食いたいもん。
そのメシの時間を抜いてでもやりたいことなんてありませんでした。
そこで、ふと気付いちゃったんですよ。
「おれメシ食うこと誰よりも好きなんじゃね?」と。
この発見によってわかったこと。
本当に好きなことは、もはや「好き」という言葉で表現してない可能性が高い。
できたてホヤホヤの恋人は「好き」を連呼するけど、生まれた時から一緒にいる家族のことなんてもはや「好き」って言わないじゃないですか?
本当に好きなものって、もはや体の一部と化してるんですよね。きっと。
気づかないけど、ずっと前からそこに居座ってる「座敷わらし」みたいなの。
本当に好きなことは、頭で考えても見つからない。
ぼくは以前こんなツイートをしました。
湯舟の中で「自分が本当に好きなことってなんだろう?」って考えて、次の日もサウナの中で考えて、その次の日も水風呂の中で考えてたら、4日目に何よりも銭湯が大好きなことに気がついた。
— 中村ひろき@秘境をめぐる治療家 (@you_chiryoin) 2017年3月17日
自分が本当に好きなことの灯台下暗し率ヤバイ。
と、銭湯の中からつぶやいております。
「『考える』ことは、人間の最も過酷な作業」っていうじゃないですか。
きっと、好きなことって、考える必要がないから好きなんですよね。
何も考えず反射的に銭湯に通っていたので全然気がつきませんでした。
本当に好きなことって、無意識にやってる「クセ」に近いものなんだろうな。
コナンが推理に行き詰まった時にしてる「リフティング」みたいなの。
本当に好きなことは、「悔しさ」が芽生える。
ぼくはサッカーが好きで、仕事後にフットサルやったり国際試合を観戦したりします。
でも、海外で活躍してる本田選手とか見ても別に悔しいって思わないんですよね。
ところが、
ぼくは旅も大好きで、日本と海外のデュアルライフを実現するために、ブログや不動産投資などの場所に縛られない収入の倍増計画を立てています。
すると、
すでに日本と海外のデュアルライフを実現している人を見ると、メッチャ悔しい。悔しすぎてそういう人のブログは一切見ません。笑
この感情の変化によって気づけたのです。
「悔しい」は「好き」の源泉なんだなぁと。
きっとぼくは、サッカーの比にならないくらい旅が好きなんだろう。
自分の「好き」を知るには、頭で考えるんじゃなくて、心に訊くべきなんだなぁ。
まとめ
自分の本当に好きなことを見つけるコツをまとめると・・・
・頭で考えても無駄。
・自分の普段の何気ない行動に注目する。
・頭で考えるより、感情の変化を観察する。
とかいうぼくも、まだまだ自分の本当の好きなことを模索中です。
情報のシャワーを浴びすぎて、すっかり頭でっかちになって、自分の心の声に耳を研ぎ澄ますことを忘れていたよ。
「好きなこと」を見つけるヒントはこちらでも書いてます。もしよかったら読んでみてくださいね。
・時間と場所に縛られない生活に必須のスキルを爆速1ヶ月で身につける方法
・「好きなことを仕事にする」なんてバカなことは、絶対に言ってはいけない。
そいではまたー!